こんにちは! Web心理マーケターの鈴木 公(Facebook)です!

今後の高齢者向け市場を見ても、だんだんとニーズが高まっていく「宅配弁当配食サービス」

未来の「日本総人口」の統計データを今後何十年を見ても、増加・維持していくのは「65歳以上の高齢者層」だけ。市場規模や需要は増す一方になりますよね。きっとあなたも、これからの高齢者・シニア市場を見越して、「宅配弁当事業」をされていることでしょう。

そうは言っても、今後もニーズが高まることで、新規参入が多くなることも事実。正直言うと、「これからも売上を保てるかどうか分からない…」と不安に感じているかもしれませんね。そのため、販促・広告費などを多くして、新規利用者を増やそうとすることでしょう。

でも、その「新たな販促費」を投資する前に…。

あなたは、あなたの「宅配弁当サービス」を利用する人たちが、「いつ・どこに・どれくらいの人数がいて、どれくらいの需要があるのか?」などをしっかりと分析・調査しましたか?

限られがちな広告費の利用価値を高めるためにも、最初の準備はやはり大切ですよね。

ということで今回は、「宅配弁当サービス」を経営する方向けに、売上・利益アップに繋がる3つの分析ポイントをご紹介していきます。

①利用する人は誰なのか?

利用する人は誰なのか?

まず最初に分析しておきたいことは、「あなたの宅配弁当サービスを利用する人は誰か?」

あなたの「宅配弁当サービス」も、全員が利用する訳ではなく、ある一定層の、ある悩みや問題を持つ人が利用することでしょう。もちろん、全員が全員、利用してもらえれば嬉しいことですが、ほとんどの人にとっては必要としません。だから、まずは「誰が利用するのか?」を絞っておく必要があります。

では、一体誰が利用するのか?

このターゲット特定(=ペルソナ設定)が販促やマーケティングでは最も大切なので、しっかりと分析しておきましょう。

ペルソナ設計をしよう

では、実際にターゲット層となる人物像を絞っていきましょう。

あなたの「宅配弁当サービス」を利用する人はどんな人ですか?

ここでポイントとなるのは、あなた目線ではなく「利用者目線」です。あなたが利用する立場になった時、「どういう生活環境や状況だったら、前向きに利用しようとするのか?」を常に頭の片隅に置きながら考えていきましょう。

ちなみに、ペルソナ設定としてよくあるのは、次の5つです。

よくあるペルソナ設定5つ
  1. 性別・年齢・住んでいる場所
  2. 学歴・仕事内容・収入面
  3. 生活パターン
  4. 物を判別する価値観
  5. 興味・関心

この5つがありますね。では、実際にやってみるとどうなるのか?

例として、仮に「宅配弁当サービス」の事業を基に、3つほど簡単にペルソナ設定をしました。その結果は以下の通りです。

ペルソナ設定の例
  1. 女性・60代後半~70代・配達所から1kmほどの閑静な住宅街で夫婦暮らし
  2. 高校卒・自営業として続いた仕事を週2日受け持つ・年金+事業所得
  3. 今まで自炊を中心に続けてきたが、栄養素も考えることが多くなり、今まで以上に食事を作るのに苦労する毎日

このようにターゲットとなる客層を絞り込んでおくだけでも、「誰に向けて広告を出せば良いのか? 告知すれば良いのか?」が明確になりますよね。

もちろん、これら5つの内容は基本中の基本。これらに加えて、他にももっと確信を突くような「ペルソナ設定11項目」をする必要があります。この内容については、私のFacebookや勉強会、コンサルティング等で「直接お会いした方にだけお伝えしている内容」なので、ここでは控えますが、「どういう悩み・問題を持っているのか?」「利用することでどうなって欲しいのか?」などは常に考えておきましょう。

販促もペルソナが決まると伝わる文章になる

さて、このターゲットとなるペルソナが決まると、「利用者として集客すべき客層」の心に響く販促・文章が書けるようになります。

例えば、先ほど設定したペルソナを基に、「60代の高齢者夫婦世帯で、栄養素も考えた食事作りの毎日をどうにかしたいと最近感じている方」に対して考えてみると、

「宅配弁当サービスを始めました……!良かったらご利用ください」

このような内容よりも、

ターゲット層に
「週に3日だけでもお届け!楽な宅配弁当」
「毎食ご飯を作るのが大変な方へ!お食事をお届けします。」
「健康に気を付けた食事も!週1日からお手伝いします。」

のようにすることで、短い文章でもターゲット層に絞った内容にできますね。その結果、「もう少し楽な暮らしもしたいし、試しに宅配弁当サービスでも受けてみようかな?」と思ってもらえる可能性が高まります。

確かに、販促は「全員に伝わる良い文章」を書きたくなります。それで良い反応・集客ができるなら嬉しいですね。でも、全世帯向けの広告は心に響かず、反応率が悪くなることも事実。「宅配弁当サービス」を考えた場合でも利用したい客層や、利用できるターゲット層は限られており、その方たちに向けた告知を発信していきたいですよね。

あなたの「宅配弁当サービス」を利用するのは、一体誰なのか?

最初の新規顧客を集客するためにも、利用者を増やしていくためにも、ペルソナはしっかりと設定しておきましょう。

②商圏内の市場規模はどうなのか?

商圏内の市場規模はどうなのか?

次に、分析・調査しておきたいことは、「商圏内にどのような人たちが約何人いるのか?」

商圏エリアの総人口はもちろん、男女別、年齢階級別、各世帯の規模別(単身世帯、2人世帯など)を数字として見ることで、その地域に合ったサービスを提供することができますね。特に、今回の「宅配弁当サービス」では対応エリアも比較的広いので、0.5kmや1km以内の商圏状況は確実に把握しておきたいですよね。

では、実際に統計データを使って商圏分析してみたらどうなるのか?

今回は、無料で使える政府統計の「e-Stat」を基に、商圏分析していきましょう。

統計データで商圏分析しよう

さて、下の図では、「三軒茶屋駅」を中心に「0.3km・0.5km・1km」のシンプルな同心円状を実際に測ってみました。

「三軒茶屋駅」を中心に「0.3km・0.5km・1km」のシンプルな同心円状

ちなみに、あなたが実際に商圏分析する時は、今回のようなシンプルな同心円状だけではなく、「車で何分以内」なども基準に作成し、分析しておきたいですね。(※なお、ここでの「e-Stat」の使い方は、他のサイトでも丁寧にご紹介されているので、省略しております。)

次に、各「0.3km・0.5km・1km」のエリア内にいる人口・世帯数をレポートとして抽出した結果が、下の図です。

各「0.3km・0.5km・1km」のエリア内にいる人口・世帯数をレポートとして抽出した結果

この分布図や実際の男女・年齢別人口数を見ると分かるように、「25-39歳」の年齢層が高く、逆に「20歳以下」が低いのが一目瞭然ですよね。

ただし、今回は、シニア向けの「宅配弁当サービス」です。「65歳以上」「75歳以上」「65歳以上世帯員のいる世帯」などを中心に商圏内の分布図をチェックし、分析しておきたいですね。

限られた広告費の中でも効率アップ

ちなみに、レポートでは、市区町村単位での人数・世帯数も表示することができますね。また、先ほど設定した「ペルソナ」にマッチする客層も分類することができます。

今回は簡単に見やすいように、「男女別の15歳未満、15-64歳、65歳以上」に分けてみました。

「男女別の15歳未満、15-64歳、65歳以上」

このようなレポートも見ることで、「あなたの宅配弁当サービスを利用するターゲット層がどこにいるのか?」を細かく市区町村単位で分析することができ、チラシやDMなどを配布する際にも広告費を調整できますよね。

特に、広告費が限られている方にとっては、ペルソナ設計で絞ったターゲット層に対して効率的に告知するためにも、やはりこの「市区町村別のデータ」は役立つことでしょう。

他にも、分析・調査すべきデータとは?

ちなみに、この総人口や男女・年齢別人口数はマーケティングの基本中の基本。この他にも商圏内で分析・調査すべきデータがあります。その一部をご紹介すると、

分析・調査すべき商圏内のデータ
  1. 通勤・通学者等を加味した「昼間人口・夜間人口」
  2. 需要量・金額が分かる「年間消費支出」
  3. 購買力が見える「年収・階級別世帯数」
  4. 供給数やシェア率にも影響する「競合・関連事業所数」
  5. 長期的な経営を左右する「将来推計人口・世帯数」

などがあります。ただし、これらの統計データは基本的に「有料」で、価格も数万円~数十万円と高い場合が多いです。資金的に余裕がある場合に分析・調査し、有効活用しておきましょう。

ちなみに、ここでも「ペルソナ設定」が役立ちます。あなたの「宅配弁当サービス」の事業にとって、「本当に必要な統計データ」を取捨選択していきたいですよね。

③Googleなどの検索結果で上位(1位)表示されているか?

新規集客とつなげるために1位表示させよう

最後にチェックしておきたいことは、「あなたの宅配弁当サービス用のサイトが上位に表示されているか?」

あなたも、「宅配弁当サービス」を事業として開始する前に、専用サイトを開設したことでしょう。その自社サイトは上位(1位)に表示されていますか? もちろん、「サイトはまだ作っていないです…。」という声もよく聞きますが、やはり、専用サイトは開設し、かつ、検索結果の上位には表示させておきたいですね。

なぜ上位(1位)に表示させておくべきなのか?

その理由は簡単で、1位~10位の間で、サイトへの訪問者数が変わるからです。

検索結果順位。1位は21.12%、10位は1.64%

Googleの「検索順位別クリック率データ」がInternet Marketing Ninjas社より発表されました。

その結果が以下の通りです。

■2017年の検索順位別クリック率
1位  21.12%
2位  10.65%
3位  7.57%
4位  4.66%
5位  3.42%
6位  2.56%
7位  2.69%
8位  1.74%
8位  1.74%
10位 1.64%

この結果を見るとお分かりのように、1位と2位の差でも「2倍」、10位との差になると「12.8倍」の違いがあります。

単純に考えて、「今のサイトからの利用者数が2倍になったら…」と思うと、だいぶ売上や利益も変わってきますよね。

ちなみに、チラシやDMを見た人のうち、最も多い反応が「まずはネットで検索する」というデータもあります。

販促物を見た後、「検索する人は6-7%」で最も多い

下の図を見るとお分かりのように、DMの販促を見て「行動した人」は「19%」。そのうち、「ネットで調べた人」は「7%」。つまり、「開封後、約30%の人たちはGoogleなどで検索している」ということになりますね。

出典:「DMメディア実態調査2016」報告(要約版)
出典:「DMメディア実態調査2016」報告(要約版)

もちろん、他にも、「購入した」や「資料請求した」などもありますが、最も反応が高いのは「ネットで調べた」です。そう考えると、自社サイトは上位表示しておくべき販促ツールとなることでしょう。

また、若い世代であるほど検索する割合が高いデータもあります。それが下の図です。

出典:「DMメディア実態調査2016」報告(要約版)
出典:「DMメディア実態調査2016」報告(要約版)

もし、あなたの「宅配弁当サービス」が30-40代もメインターゲット層とするのであれば、やはりサイトは解説し、上位表示しておくべきですよね。

新規集客とつながるためのサイト運営をしよう

ただし、あなたのサイトを上位表示する上で、大切なことが2つあります。

それは、

サイトを上位表示する上で大切な2つのこと
  • あなたの自社サイトが「宅配弁当サービス+地域名」などの関連キーワードで上位(1位)にあること
  • 「お問い合わせ」や「資料請求」の目標達成までのサイト内導線ができていること

この2つがポイントです。

特に、「宅配弁当サービス」を利用する意欲が強い人が検索するキーワードで、あなたの自社サイトが検索結果で1位にあることが重要ですね。

そうではないと、他のサイトや競合他社に訪問する可能性がとても高いです。つまり、競合他社のためにDMやチラシなどを配布したことになり、販促のために投下した広告費が水の泡になりかねません。

そのため、新規顧客を増やすためにも、安定的な事業にしていくためにも、「宅配弁当サービス+地域名」などの関連キーワードで、あなたのサイトが上位にあることが、やはり大切になります。

もちろん、上位表示すら難しい場合はサポート致します。

そうは言っても、「宅配弁当サービス」の競合サイトが多かったり、SEO対策の方法が分からなかったりと、上位表示が難しい……と思う方も多くいらっしゃることでしょう。

もしかすると、あなたもそのうちの1人かもしれませんね。

もし、悩んでしまったあなたへ……。

SEO対策に限らず、チラシやDMなどの販促も含めた「Webマーケティングのサポート」をさせて頂くことも可能ですので、お気軽にお問い合わせ頂けましたら幸いです。(→相談・依頼のお問い合わせはこちらから

まとめ

さて、今回は、「宅配弁当サービス」を経営する方に向けた、売上・利益アップのための販促ポイント3つをご紹介しました。

もちろん、どの業種の集客・販促方法も基本的には同じですが、「宅配弁当サービス」は今後もニーズのある市場なので、早めに安定した事業にしていきたいものですよね。

ではもう一度、集客・販促のポイントを振り返ってみると、

集客・販促のポイント振り返り
  1. 利用する人は誰なのか?
  2. 商圏内の市場規模はどうなのか?
  3. Googleなどの検索結果で上位(1位)表示されているか?

この3つの分析ポイントがありましたね。

もちろん、Webマーケティングや販促などのサポートも可能ですので、ご連絡頂けましたら幸いです。
(※目安:毎月10社まで)

嬉しいことに、直近は残り3社となりました。ご覧くださいまして、誠にありがとうございます。なお、お問い合わせやFacebookでの友達申請は、随時受け付けております。

今回の記事を通して、あなたの事業がより良くなれば嬉しい限りです。